Synology Drive Client

Synology Drive Client は、ファイルの同期やパーソナルコンピュータのバックアップを、Synology Drive Server を実行している一元化されたサーバーに行うためのデスクトップユーティリティです。

以下の場所から Synology Drive Client をダウンロードできます:

はじめる前に

はじめに

セットアップウィザードの起動

  1. Synology Drive Client をコンピュータで実行します:
  2. [今すぐ開始] をクリックし、[同期タスク] または [バックアップタスク] を選択します。

同期タスクの作成

Synology Drive とローカルコンピュータ間でファイルを同期する同期タスクを作成し、より簡単にアクセスや共同作業ができるようにします。

同期タスクの設定

  1. Synology ストレージシステムの IP アドレスまたは QuickConnect ID、ユーザー名、パスワードを入力します。
  2. [次へ] をクリックします。接続できない場合:
  3. [同期タスク] を選択し、[次へ] をクリックします。
  4. 同期したい Synology ストレージシステムおよびコンピュータ上のフォルダを選択します。パスを変更するには [編集] をクリックしてください。
  5. オンデマンド同期を有効にして、容量を節約しサーバー負荷を軽減します。この機能は現在、Windows 10 バージョン 1809、macOS 12.3 以降で利用可能です。
  6. [詳細設定] をクリックして、さらに設定をカスタマイズできます:

注意:

新しい同期タスクを追加

  1. [同期タスク] > [作成] に進みます。
  2. セットアップウィザードに従ってください。

同期タスクの管理

同期タスクを管理するには、次の操作を行います:

注意:

同期規則の編集

  1. 同期タスクを選択し、[同期規則] をクリックします。
  2. [フォルダ][ファイル フィルタ]、および [同期モード] のタブで設定を調整します。

ファイルの同期と管理

すべてのコンピュータに Synology Drive Client を設定すると、ファイルはコンピュータ間および Synology ストレージ システム間で同期・アクセスできます。

注意:

ファイル・ステータスアイコン

アイコン オーバーレイ

アイコン オーバーレイは、ローカル Synology Drive フォルダ内のファイルやフォルダの同期状態を表示します。[グローバル設定] > [表示] で無効にできます。

アイコン 説明
ファイルやフォルダが同期されて最新の状態になっているか、あるいは同期待ちであることを示します。
ファイルやフォルダがシステム既定のフィルター、同期規則フィルター、サーバープロファイル設定、またはACL権限などのフィルターや権限によって除外されています。
同期が進行中です。
読み取り専用の権限しかありません。

オンデマンド同期アイコン

Windows:

アイコン 説明
オンライン専用のファイル/フォルダです。ディスク容量を消費しません。
ローカルコピーを開いてダウンロードするか、ファイルを右クリックして Synology Drive > ローカルコピーを永久にピン留め を選択してオフラインコピーを保持できます。
ファイル/フォルダがローカルコンピュータにダウンロードされ、オフラインで表示できます。
右クリックして Synology Drive > スペースを解放 を選択するとローカルコピーを削除して空き容量を確保できます。ただし、コンピュータのディスク容量が不足している場合は、ローカルコピーは自動的に削除されます。アイコンはクラウドアイコンに変わりますが、これらのコピーはオンライン時に引き続き利用可能です。
ファイル/フォルダはローカルコンピュータに永久にピン留めされ、オフラインで表示できます。
コンピュータのディスク容量が不足している場合でも、永久にピン留めされたコピーは自動的に削除されません。

macOS:

アイコン 説明
オンライン専用のファイル/フォルダです。ディスク容量を消費しません。
ローカルコピーを開いてコンピュータにダウンロードするか、ファイルを右クリックして ダウンロード を選択してローカルコピーをダウンロードできます。または、ファイルを右クリックし、Synology Drive アイコンで ローカルコピーを永久にピン留め を選択してオフラインコピーを保持できます。
ファイルやフォルダは Synology Drive サーバーにアップロードできません。同期または接続エラーが発生している可能性があります。
ファイルがダウンロード中またはキューに入っています。進行状況はアイコンで表示されます。
アイコンなし ファイル/フォルダがローカルコンピュータにダウンロードされ、オフラインで表示できます。
右クリックして Synology Drive アイコンの スペースを解放 を選択するとローカルコピーを削除して空き容量を確保できます。ただし、コンピュータのディスク容量が不足している場合は、ローカルコピーは自動的に削除されます。アイコンはクラウドアイコンに変わりますが、これらのコピーはオンライン時に引き続き利用可能です。
ファイル/フォルダはローカルコンピュータに永久にピン留めされ、オフラインで表示できます。
コンピュータのディスク容量が不足している場合でも、永久にピン留めされたコピーは自動的に削除されません。

注意:

ファイルのロックとロック解除

デスクトップ上の同期フォルダから直接ファイルのロックやロック解除ができます。ファイルをロックすると、作業中に他のユーザーが編集できなくなり、チームでの競合を防ぎ、より効果的に連携できます。共同作業を行う場合は、変更前に必ずファイルをロックしてください。ロック解除されるまで他のユーザーは編集できなくなります。

注意:

対応状況 手動ロック/ロック解除 自動ロック/ロック解除
Synology Drive ウェブポータル はい いいえ
Synology Drive モバイルアプリ いいえ いいえ
Synology Drive Client Windows および macOS Windows のみ
同期タイプ 双方向同期タスク オンデマンド同期 (ODS) 有効時の双方向同期タスク
ファイルタイプ Synology Office ファイルを除くすべてのファイル形式 Microsoft Office および AutoCAD ファイルのみ

バックアップ タスクの作成

バックアップ タスクを作成して、コンピュータのファイルを Synology Drive Server にバックアップします。

バックアップ タスクを作成する:

  1. Synology ストレージ システムの IP アドレスまたは QuickConnect ID、ユーザー名、およびパスワードを入力します。
  2. [次へ] をクリックします。接続できない場合:
  3. [バックアップ タスク] を選択し、[次へ] をクリックします。
  4. バックアップするローカル フォルダと、Synology ストレージ システム上の保存先を選択します。
  5. [バックアップ規則] をクリックして設定を変更します。
  6. [次へ] をクリックし、バックアップ モードを選択します。
  7. 設定内容を確認し、[完了] をクリックします。

注意:

バックアップ タスクの管理

システムトレイの Synology Drive Client アイコンをダブルクリックし、バックアップ タスク ページに進みます。

注意:

バックアップ済みファイルおよび履歴バージョンの管理

Synology Drive は、Synology Drive Admin コンソールの設定に従って、修正された各ファイルの履歴バージョンを保存します。ファイルを変更するたびに、古いバージョンに戻したい場合に備えてバックアップ バージョンが作成されます。

システム トレイの Synology Drive Client アイコンをダブルクリックし、[バックアップ タスク] ページに進み、[復元] をクリックします。

注意:

Synology ストレージ システム上のバックアップ済みファイルにアクセスするには、次のいずれかを行ってください:

  1. 資格情報で Synology Drive ウェブ ポータルにサインインし、左側のパネルで [コンピュータ バックアップ] をクリックします。
  2. コンピュータからバックアップされたファイルはここに保存されます。

注意:

アプリケーション設定の管理

システム トレイの Synology Drive Client アイコンをダブルクリックします。

グローバル設定の管理

システム トレイの Synology Drive Client アイコンをダブルクリックし、[グローバル設定] ページに進んで、一般アプリケーション、通知、表示、プロキシの設定を変更します。

全般タブ

注意:

通知タブ

ファイル イベントのデスクトップ通知を有効または無効にできます。

表示タブ

プロキシタブ

注意:

注意:

使用状況タブ

macOS での Synology Drive Client の削除

  1. Finder > アプリケーション を開き、Synology Drive Client アプリケーションを右クリックして パッケージの内容を表示 を選択します。
  2. Contents > SharedSupport の順に進みます。
  3. Remove Synology Drive Client をコピーしてデスクトップに貼り付けます。
  4. Remove Synology Drive Client をダブルクリックして、Synology Drive Client をアンインストールします。

同期タスク規則とバックアップ タスク規則

Sync タスクおよびバックアップ タスクで共有される規則(特に指定がない限り)
ファイルおよびドライブのタイプが下記の場合、同期またはバックアップのタスクはサポートされません:
  • macOS エイリアス
  • Windows/macOS のマウントドライブ
  • Windows ショートカット
  • Windows シンボリックリンク
  • 隠しファイルまたはフォルダ
  • 次の属性を持つ Windows フォルダ:
    • OFFLINE
    • REPARSE_POINT
    • SYSTEM
    • TEMPORARY
  • ファイルタイプが以下のいずれかの場合:tmptempswplnk
  • ファイル名がチルダ(~)で始まる場合
  • ファイル名が以下のいずれかである、または含む場合:
    • @eadir
    • .SynologyWorkingDirectory
    • #recycle
    • desktop.ini
    • .DS_STORE
    • Icon\r
    • thumbs.db
    • $Recycle.Bin
    • @sharebin
    • System Volume Information
    • Program Files
    • Program Files (x86)
    • ProgramData
    • #snapshot
    • @tmp(バックアップ タスクのみ)
    • tmp(バックアップ タスクのみ)
    • temp(バックアップ タスクのみ)
Windowsの場合、同期またはバックアップのタスクは下記の場合サポートされません:
  • フォルダまたはファイルのパスに次の文字が含まれている場合:* : ? \ / " < > |
  • フォルダまたはファイルの名前またはパスが247文字を超える場合
  • ファイルタイプがショートカットまたはシンボリックリンクの場合
  • 次の属性を持つファイルまたはフォルダ:
    • OFFLINE
    • REPARSE_POINT
    • SYSTEM
    • TEMPORARY
macOS の場合、同期またはバックアップのタスクは、下記の場合サポートされません。
  • フォルダ/ファイルのパスは以下の文字を含んでいます:\ /
  • フォルダ/ファイルのパスが768文字を超えている
  • ファイル名が 255 文字を超えている
  • ファイルの種類が以下のいずれかである:
    • アイコン
    • Socket
    • Device node
    • FIFO
Linux の場合、同期またはバックアップのタスクは、下記の場合サポートされません。
  • フォルダ/ファイルのパスは以下の文字を含んでいます:\ /
  • フォルダ/ファイルのパスが2,048文字を超えている
  • ファイル名が 255 文字を超えている
  • ファイルの種類が以下のいずれかである:
    • Socket
    • Device node
    • FIFO
同期またはバックアップのタスクを制限するその他の規則。
  • ローカル フォルダにマウント ポイントがある場合は、Synology Drive がマウント ポイント内のファイル変更を検出できないため、マウント ポイント内のファイルは同期またはバックアップできません。
  • ネットワーク ドライブおよびリムーバブル デバイス (USB ドライブまたは SD カードなど) が Synology Drive でサポートされていません。
  • 同期タスクのみ:
    • 同期させたくないファイル名を設定するとき、同じファイル名でも、大文字で書かれたものと小文字で書かれたもの (例えば、A.txt と a.txt) は、Windows では同じファイルと見なされますが、Linux と macOS のシステムでは異なったファイル名として使用されます。
    • .pst ファイルは必ずしもポータブルとならないため、.pst ファイルはサポートされません。
    • ローカル フォルダにマウント ポイントがある場合は、Synology Drive がマウント ポイント内のファイル変更を検出できないため、マウント ポイント内のファイルは同期できません。
    • Linux の場合:複数のハード リンクでファイルに行われた変更は、他のリンクに対して即座に同期されません。また、Synology Drive は新しく作成されたリンク ファイルの検出に時間がかかることがあり、ハード リンクのアップロードに遅延が生じる場合があります。